不謹慎なオモシロ [どうでもいい話]
お世話になった方の葬儀に行ってきました。
黒い服はパンパンで、お腹は罰ゲームのように苦しいです。
ワイシャツの首のところは、ボタンを留めることすらできません。
この黒い服、20年以上前に買った気がします。
黒い靴も同様、ずいぶん昔に買ったものでボロボロです。
今さら新調する時間は無く、強行突破するしかありません。
葬儀は無事に終わり、会場から出ようとした時でした。
右足を着いたとき、何か変な感覚があります。
2歩、3歩と続いたので、立ち止まって靴を確認しました。
横から見た靴が薄い。
何が起きているのかわからず振り返ると、2mほど後ろに黒い物体があります。
よく見ると、靴の形そのままの靴底です。
あらためて右足を確認すると、靴底がありません。
後ろにいた人も気づいて駆け寄ろうとしていましたが、アイコンタクトで制止。
平静を装って靴底を拾いますが、その状況はまるでコントです。
葬儀会場という場所での、不謹慎なオモシロでした。
恥ずかしいやら、情けないやら。